透明少女 ~フタリキリ~
だけど家の中では…

限られた空間では…

不良達が一斉に手を振り回して、その手の中の一本が、あたしがムセて動けずにいるうちに、あたしの腕にぶつかった。

「居たぜ! 捕まえた!」

その声を合図に、他の不良達が、ワッとあたしに襲いかかった。
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