透明少女 ~フタリキリ~
今度こそ、叫べた。

だけどやっぱり、かすれ声しか出なかった上に、悲鳴の途中で口を塞がれてしまった。

「口、はっけーん!」

「こっち右足だぜ!」

「じゃー、これは左足か!」

「てことは、この辺が…」
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