透明少女 ~フタリキリ~
さまよう日々が続いた
日が暮れる頃になって、寝る場所を探さなければいけないと気づいた。

公園で眠るのは、無防備すぎて嫌だった。

あたしは、たまたま目についた学校の、保健室のベッドで横になった。
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