透明少女 ~フタリキリ~

はしゃぎ終わった

おじいちゃんの家に戻って、まっすぐお風呂場に駆け込んで、あたしと月乃は二人一緒にシャワーを浴びた。

体が暖まったらまたテンションが上がってきて、お互いの体に石鹸を塗り合ってキャッキャと笑った。

石鹸の泡がキラキラふわふわ、月乃の体を伝って流れて、月乃の形を浮き上がらせて…

妖精が本当に居るのなら、きっとこんな感じだと思った。
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