先生の秘薬
保健室にノックして
入った。
「こんにちは。」
ニッコリと微笑む
伊波先生。
「お金持ってきました。」
「それはそれは・・
こちらに座って
待っててくださいね。」
私はソファに座った。
伊波先生も
私と向かい合わせて
座った。
「早かったですね。」
「貯金もありましたから。」
そう言って私は
お金の入った封筒を
テーブルに置き
伊波先生の前に
差し出した。
「なるほど。」
そう言って
伊波先生は封筒の
中身を確認する。
「たしかに。
で、日にちは
いつからですか?」
「22日から
調べる予定です。」
「わかりました。
それじゃあ
22日の朝5時に
正門前に集合して
下さい。
そこで渡します。
ちなみに泊り込みに
なりますので
5日間分用意して
きてくださいね。
他の方にも連絡お願い
しますね。」
「・・・・。」
「信用できないなら
22日当日でも
いいですよ、お金。」
「・・・いえ。
22日の朝
正門前に来ます。」
「では当日に。」
そう言って伊波先生は
ニッコリ微笑んでいる。
みんなには素敵に
見えるのだろう笑顔は
私にはイヤな顔にしか
見えなかった。
「じゃあ私は
帰ります。」
そう言って
私は保健室を後にした。
入った。
「こんにちは。」
ニッコリと微笑む
伊波先生。
「お金持ってきました。」
「それはそれは・・
こちらに座って
待っててくださいね。」
私はソファに座った。
伊波先生も
私と向かい合わせて
座った。
「早かったですね。」
「貯金もありましたから。」
そう言って私は
お金の入った封筒を
テーブルに置き
伊波先生の前に
差し出した。
「なるほど。」
そう言って
伊波先生は封筒の
中身を確認する。
「たしかに。
で、日にちは
いつからですか?」
「22日から
調べる予定です。」
「わかりました。
それじゃあ
22日の朝5時に
正門前に集合して
下さい。
そこで渡します。
ちなみに泊り込みに
なりますので
5日間分用意して
きてくださいね。
他の方にも連絡お願い
しますね。」
「・・・・。」
「信用できないなら
22日当日でも
いいですよ、お金。」
「・・・いえ。
22日の朝
正門前に来ます。」
「では当日に。」
そう言って伊波先生は
ニッコリ微笑んでいる。
みんなには素敵に
見えるのだろう笑顔は
私にはイヤな顔にしか
見えなかった。
「じゃあ私は
帰ります。」
そう言って
私は保健室を後にした。