先生の秘薬
久遠先生の部屋を

ノックした。


中から久遠先生が出てきた。


「早かったですね、どうぞ。」


中に招き入れられ

奥へ進むと

ベットの上や

小さなテーブルには

資料が広げられていた。



「適当に座って下さい。」



久遠先生の言葉に

私たちは窓際にある

ソファに腰掛けた。


久遠先生はベットに腰かけ

資料を1部手に取った。



「まずは事件のことを
 整理して行きましょう。」


 
そう言って久遠先生は

資料に視線を落とした。


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