先生の秘薬
私たちはさっそく春木さんの
家に向かった。
春木さんの家は牧場で
その少し横で
牛乳やチーズを
販売するお店があった。
とりあえず
そのお店に入ってみる。
「いらっしゃいませ♪」
カウンターから
女性の声が聞こえた。
「あの・・・
こちらに春木沙穂さんは
いらっしゃいますか?」
久遠先生がその女性に
話しかける。
「はい?私ですけど・・・」
女性はきょとんとした顔で
久遠先生を見た。
「穂積蒼刻の姉妹校で
教師をしています
久遠と申します。
あの・・・陣之和香さんの
ことでお話しを聞かせて
いただけませんか。」
久遠先生が落ち着いた
口調で話しを続けた。
「・・・・・。
少しだけ外で待ってて
いただけますか。」
春木さんの表情は
いっきに暗くなって
私たちから視線をそらして
そう言った。
「外でお待ちしています。」
久遠先生がそう言って
私たちを外へうながす。
そして5分ほどして
春木さんが出てきた。
「こちらへどうぞ。」
春木さんは私たちの
前を歩き少し離れた
倉庫のようなところへ
連れて行かれた。
ちょっとしたテーブルと
イスが用意されてある。
「今、ストーブつけるから
適当に座ってて。」
春木さんはストーブに
火をつけながらそう言った。
私たちは言われるがままに
イスに座って春木さんが
座るのを待った。
家に向かった。
春木さんの家は牧場で
その少し横で
牛乳やチーズを
販売するお店があった。
とりあえず
そのお店に入ってみる。
「いらっしゃいませ♪」
カウンターから
女性の声が聞こえた。
「あの・・・
こちらに春木沙穂さんは
いらっしゃいますか?」
久遠先生がその女性に
話しかける。
「はい?私ですけど・・・」
女性はきょとんとした顔で
久遠先生を見た。
「穂積蒼刻の姉妹校で
教師をしています
久遠と申します。
あの・・・陣之和香さんの
ことでお話しを聞かせて
いただけませんか。」
久遠先生が落ち着いた
口調で話しを続けた。
「・・・・・。
少しだけ外で待ってて
いただけますか。」
春木さんの表情は
いっきに暗くなって
私たちから視線をそらして
そう言った。
「外でお待ちしています。」
久遠先生がそう言って
私たちを外へうながす。
そして5分ほどして
春木さんが出てきた。
「こちらへどうぞ。」
春木さんは私たちの
前を歩き少し離れた
倉庫のようなところへ
連れて行かれた。
ちょっとしたテーブルと
イスが用意されてある。
「今、ストーブつけるから
適当に座ってて。」
春木さんはストーブに
火をつけながらそう言った。
私たちは言われるがままに
イスに座って春木さんが
座るのを待った。