先生の秘薬
教室とは別の棟

にある化学室と準備室は

授業が行われてないと

廊下までとても静かだった。


準備室の前にいくと

少しだけ扉があいていた。



そしてそこから

見えたのは

逢坂先生が

すごくマジメな顔をして

ビーカーで

透明感のある赤い液体を

沸かしていた。



そしてその中に

試験管の透明な

液体を少したらした。



何だろうあの液体。



私はノックして

扉をあけた。

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