あおぞら。
送信してからそわそわしっぱなしで
数分に一度は携帯を確認したり、
携帯がバイブで震えてもいないのに震えた錯覚に陥ったり、
しまいには入浴中も風呂場に携帯を持ち込もうか本気で考えた。
中学生か、わたしは。
待ちに待った返信は、22時頃にきた。
“うん、行こう(^-^)読み終わったら予定決めよう”
この一文だけで、高揚した。
恋愛と無縁だった、“一般的”な道を歩いてきた。
わたしは、変わることができるだろうか。
この出会いで。
時は7月。
暑苦しく輝かしい、夏がくる。