BitterKiss



親友に嘘を着くのは心が痛むけど、こればっかりは仕方ない




「ふーん。そう…」



美沙はつまらなそうに前を向いて机に肘をついた



「あくまでも凛は碧嶋さんの事、ただのお客様としてしか見てないってわけね…」



「そんなことないよ、珍しいお客様とは思ってる」




「そうじゃなわよ…」



ガックリとうな垂れてしまった美沙




どうしてそんなに落ち込むのかな…?


「だいたい、美沙は私と碧嶋さんがどういう関係になれば満足なの?」


< 43 / 77 >

この作品をシェア

pagetop