キミに会いたい



「あなた‥いつから居たの?」


警戒心剥き出しで、鋭い目線を向けて男を睨み付ける。

タイムスリップしたばかりで、信用出来る人が居なく自分を守るために警戒心は怠らない。


「そんな睨むなよ。俺は、この家に勝手に居候してるもんだぜ?」


「勝手に居候って‥あんなに汚かったのに?よく住めたわね。」


「俺は寝る場所に屋根があれば構わない。さすがに今のご時世、野宿は物騒だからな。」






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