キミに会いたい
「んーっ、やっぱりダメ…!」
トンッと渉の胸を軽く押すと顔を背けた。
恐る恐る渉の方へ顔を向けると、さっきの雰囲気は何処へやら
いつの間にか布団の上に座ってクスクス笑っている渉が居た。
「くっ‥冗談だよ。決まってんだろ?無理に唇奪っても嫌われるに決まってるからな。春乃が俺に心奪われたら、そん時は何が何でも唇だけじゃなく春乃の初めてまで抱いてやるよ。」
最後にニヤリと笑って堂々と言い切った渉に、
ニッコリ一言。
「だいっきらい!」
その後は、寝室から出て夕飯を適当に作って寝ました私♪
(当分は口聞いてやらないんだから!ふん!)