あの時も、これからも
その日の驚きは、いつのごとくしるふからもたらされた
発端は休憩時間のしるふの発言
「あ、ね、そうだ」
私、合コンしてみようと思うんだけど
思い出したようにさらっと発言するしるふに、頷きかけた園田と莉彩は、次の瞬間
「はい!?」
と二人で目を見張る
「ちょっと待って、今、なんて?」
聞き間違いでありたいと願う
「ん?だから、合コン、してみようかなって」
そんな合コンに力を入れて言わなくていいんですけど
唖然としるふを見つめる二人は、思わず視線を合わせる
「それは、そのー、二か月目にして黒崎先生を待つのが嫌になったとか別れたとかそういうことでしょうか」
恐れていた時がついに来たか、と心の準備をしてから尋ねると
「ううん。別に。ただ合コンとか行ったことないからさ、行ってみたいなって思って」
ひょうひょうとしるふが告げる
「いや、あんた彼氏持ちじゃない。合コンてのは彼氏を探しに行く場所。出会いを求めるところ。今のあんたには必要ないところ」
良い?と念を押すように莉彩がしるふを覗き込む
発端は休憩時間のしるふの発言
「あ、ね、そうだ」
私、合コンしてみようと思うんだけど
思い出したようにさらっと発言するしるふに、頷きかけた園田と莉彩は、次の瞬間
「はい!?」
と二人で目を見張る
「ちょっと待って、今、なんて?」
聞き間違いでありたいと願う
「ん?だから、合コン、してみようかなって」
そんな合コンに力を入れて言わなくていいんですけど
唖然としるふを見つめる二人は、思わず視線を合わせる
「それは、そのー、二か月目にして黒崎先生を待つのが嫌になったとか別れたとかそういうことでしょうか」
恐れていた時がついに来たか、と心の準備をしてから尋ねると
「ううん。別に。ただ合コンとか行ったことないからさ、行ってみたいなって思って」
ひょうひょうとしるふが告げる
「いや、あんた彼氏持ちじゃない。合コンてのは彼氏を探しに行く場所。出会いを求めるところ。今のあんたには必要ないところ」
良い?と念を押すように莉彩がしるふを覗き込む