あの時も、これからも
「そうそう、それである時電話する黒崎先生目撃して。その時に初めてちゃんと笑った顔見ましたよ」
実はすごく優しそうに笑うんだなーって思いました
あの時の電話の相手きっとしるふさんですよね
「いやー、どうだろ。姪の可奈ちゃんとかかもよ?」
海斗子供好きだし
「えー、絶対しるふさんですって。その後に研修を終えて片づけをしている黒崎先生に聞いたんですよ。彼女さんいるんですかって。その時と同じ目してましたもん」
だから絶対しるふさんが電話の相手でしたよ
そう自信満々に断言する智香に
「なんかそういわれるといろいろ恥ずかしいな」
としるふは苦笑する
ここまで面と向かって海斗がしるふをしっかり想っていると周りから言われたことはない
姉にはよく「海斗君はしるふ一途だからねー」と言われるけれど、あれは姉だしやっぱり第三者から言われると恥ずかしい
「黒崎先生って真面目じゃないですか。だからそんな人に一途に想われるってどんなんなのかなーって思って。それにきっとすごくきれいな人なんだろうなって思って、だから会ってみたかったんですよ」
「やっぱりすごく恥ずかしいや…」
海斗がここにいたらきっと無言で智香をにらんでいるに違いない
海斗は周りから「ぞっこんだよね」とか「べたぼれじゃん」とか言われるのを嫌う
たぶん少し、実は恥ずかしがり屋なんだと思う、海斗は
実はすごく優しそうに笑うんだなーって思いました
あの時の電話の相手きっとしるふさんですよね
「いやー、どうだろ。姪の可奈ちゃんとかかもよ?」
海斗子供好きだし
「えー、絶対しるふさんですって。その後に研修を終えて片づけをしている黒崎先生に聞いたんですよ。彼女さんいるんですかって。その時と同じ目してましたもん」
だから絶対しるふさんが電話の相手でしたよ
そう自信満々に断言する智香に
「なんかそういわれるといろいろ恥ずかしいな」
としるふは苦笑する
ここまで面と向かって海斗がしるふをしっかり想っていると周りから言われたことはない
姉にはよく「海斗君はしるふ一途だからねー」と言われるけれど、あれは姉だしやっぱり第三者から言われると恥ずかしい
「黒崎先生って真面目じゃないですか。だからそんな人に一途に想われるってどんなんなのかなーって思って。それにきっとすごくきれいな人なんだろうなって思って、だから会ってみたかったんですよ」
「やっぱりすごく恥ずかしいや…」
海斗がここにいたらきっと無言で智香をにらんでいるに違いない
海斗は周りから「ぞっこんだよね」とか「べたぼれじゃん」とか言われるのを嫌う
たぶん少し、実は恥ずかしがり屋なんだと思う、海斗は