Girl's? collection 2


「まぁーそういうわけだからさ。うちの部長さんはすごいでしょって話。」


いつもの調子でサヨが言った。


「ふふ……びっくりした?」

「そりゃあ。」

「んじゃまぁ、そろそろ戻りますか。ハルカもモデルさんがいないと困るっしょー。」


――――――――――――――――――――


「遅い!!どこほっつき歩いてたの」


戻るなりハルカの説教が待ってあた。どうやら次の衣装の準備が整って、オレ待ちだったらしい。


ハルカ「うーん……なんか実際着させると厚ぼったいかも…。」

チョウ「それでしたら、思いきってこう髪をアップにしましたらどうでしょう。」

ナオキ「痛い…痛い痛い。」

ハルカ「でもそれだったら、ここのふんわり感がでない気がするんだよね。」

ユズ「だったらこれじゃなくてこっちのリボンにするべきじゃない?」

ハルカ「それもちょっとなんか……。うーん…。」


ハルカにしては珍しく思い悩んでいる。自分にとってはよくわからないので何も口はださない。

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