Fate
紺野さんは何故か何も聞かなかった。
「おつかれ様。気をつけて帰りなよ(笑)」
いつものように仕事帰りの私達を気遣って、店の前に出て見送ってくれた。
PM11:30
本日のバイト、終了。
ここからアパートまでは、チャリで約20分。
そうだっ…
コンビニ寄って帰ろう…
夜食、ヤショク♪
イライラするときは…食べるに限る。
そう…
やけ食いだ…(笑)
***
《ピポ、ピポーン》
「いらっしゃいませー」
やる気のない声が向けられる。
お約束(マニュアル)だもんね…
いらっしゃいましたー(笑)
何にしょうかな…
夜中にパスタは重いかな…?
まっ、いっかあ♪
「今晩は♪」
えっ…?
「あっ、えっ…?コンバンワ」
大きめな瞳に長い睫毛。すっきりと通った鼻筋。
栗色のサラサラした髪の毛をかきあげて、私ににっこり微笑んだ。
まるで物語から抜け出した王子様!?
昨日とは随分と印象が違う。
私の夜食をレジでチェックしながら、そのイケメンの店員さんが…
「昨日の人、あれから大変だったんですよー。君が落としたお金ずっと探してて…(笑)。ちょっとひくよねぇ」
やっぱり…
「ぷっ(笑)。ホント、ひきました。逃げちゃってごめんナサイ…」
「そうダゾっ(笑)。客が帰って2人っきりになった時なんて…ヤバい、キレそうだったし(笑)。」
面白ーい!感じのいい人だな…
「ねぇ、名前教えてよっ!俺、小林っ」
えっ!?
「わっ私、森山みずほ。」
「時々、ここで見かけるじゃん!可愛いーなぁって思ってたんだよね♪みずほちゃんかぁ〜。お友達になってよっ!」
えっ、ちょっ、何?
《いきなり超直球!?》
「おつかれ様。気をつけて帰りなよ(笑)」
いつものように仕事帰りの私達を気遣って、店の前に出て見送ってくれた。
PM11:30
本日のバイト、終了。
ここからアパートまでは、チャリで約20分。
そうだっ…
コンビニ寄って帰ろう…
夜食、ヤショク♪
イライラするときは…食べるに限る。
そう…
やけ食いだ…(笑)
***
《ピポ、ピポーン》
「いらっしゃいませー」
やる気のない声が向けられる。
お約束(マニュアル)だもんね…
いらっしゃいましたー(笑)
何にしょうかな…
夜中にパスタは重いかな…?
まっ、いっかあ♪
「今晩は♪」
えっ…?
「あっ、えっ…?コンバンワ」
大きめな瞳に長い睫毛。すっきりと通った鼻筋。
栗色のサラサラした髪の毛をかきあげて、私ににっこり微笑んだ。
まるで物語から抜け出した王子様!?
昨日とは随分と印象が違う。
私の夜食をレジでチェックしながら、そのイケメンの店員さんが…
「昨日の人、あれから大変だったんですよー。君が落としたお金ずっと探してて…(笑)。ちょっとひくよねぇ」
やっぱり…
「ぷっ(笑)。ホント、ひきました。逃げちゃってごめんナサイ…」
「そうダゾっ(笑)。客が帰って2人っきりになった時なんて…ヤバい、キレそうだったし(笑)。」
面白ーい!感じのいい人だな…
「ねぇ、名前教えてよっ!俺、小林っ」
えっ!?
「わっ私、森山みずほ。」
「時々、ここで見かけるじゃん!可愛いーなぁって思ってたんだよね♪みずほちゃんかぁ〜。お友達になってよっ!」
えっ、ちょっ、何?
《いきなり超直球!?》