〜Final Answer〜
『亮太…あのね…』


私は翼とのことを話そうとしたけれど…亮太が…私の口を塞ぐ…。


亮太は…何も聞きたくないと言う代わりに…キスで私の口を塞いでいた。



初めての亮太のキス…




お酒の味…






私は…何も…抵抗できない…。



だって…私も亮太と…キス…したかった…。








抵抗しない私に気付いた亮太は、そっと唇を離し…



『理夜…好きだ…。』


弱々しく…呟いた。




亮太の告白に…私は…今までの想いが溢れて…溢れすぎて…


思いっきり亮太を抱きしめた。


無意識に…涙が溢れる…。



『亮太…私も…。』



震える声でそう呟くと…



亮太は…また…私の唇を塞いだ…。




今度は遠慮がない…激しいキスだった…。



何度も何度も触れ合った唇は…段々深いキスに変わる…。



私も亮太も…離れたくない気持ちでいっぱいで…お互いの気持ちを確かめ合うように…キスを求め合った。















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