〜Final Answer〜
『そんなに気になるなら…脱げばいいじゃん…。』



亮太はニヤッと笑って、私の着ていた上着をそっと脱がす…。


『ち…っちょっと…亮太?』


私は焦って上着を掴んだけど…亮太の強い力で…上着は床へと落ちた…。



そして…亮太は、


『俺は気にならない…。この匂いも…理夜の一部だろ…?』


そう言って…またキス…。


亮太から臭いって言ったくせに…




今度は…触れるだけの…優しいキスだった…。



その優しいキスは…段々首筋に降りてきて…


ゾクッとする…。ドキドキが止まらない…。



その優しいキスに…私の意識は吹っ飛びそうだ…。


何とか立っていた私に…亮太の唇は…


耳に吸い寄せられるように移動する…。



亮太の柔らかい唇で…私の耳を優しく挟む……。



そんなことされて…もう…

立っていられない…。




それに気付いた亮太は、私を抱きとめ…




そのままベッドになだれ込んだ…。





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