〜Final Answer〜
そして…
亮太と私は…体を重ねあい…
亮太の手によって…一枚一枚脱がされていく…
露になる肌に亮太は顔を埋め…そして呟く…。
『理夜…きれいだよ…。』
もう何年もこんなこと言われたことない…。
翼も最初は言ってくれていたけど…何年か後には言わなくなってた…。
そんなことを言われて…私の緊張はMAXになる…。
胸の高鳴りは…亮太にも聞こえていた…。
『理夜…すごいよ…心臓の音…。』
そうニヤッと笑った亮太は、私の胸をそっと包み込んだ…。
そして…優しく愛撫する…。
余計に静まらなくなる…。
でも…私の心臓の音の他にも似たような音が聞こえる…。
…これって…もしかして…
私は…亮太の胸に手を当てた…。
亮太の胸も…相当高鳴っているようだ…。
『やべぇ…バレた?』
亮太はちょっと悔しそうに顔を歪めた。
私はその亮太の顔が…かわいくて…キュンとなる…。
思いっきり…亮太に抱きついた…。