〜Final Answer〜
亮太と私は…夢中でお互いを求め合い…



お互いの気持ちをぶつけ合うように…



ひとつになった…。










その後…亮太は、力尽きたように…私を包み込みながら…


寝息を立て始めた…。



その亮太の無邪気な寝顔が…かわいくて…愛しさが込上げてくる…。



私はそっと亮太の頬にキスをした…。




それと同時に…



胸が締め付けられるように苦しくなって…




視界が滲む…。


私は起こさないようにそっと亮太から離れ、静かにベッドから出た。


そして…落ちている私の服を拾い…亮太を起こさないように気にしながら着ていく。





私は…もう亮太の隣にいちゃいけない…。



これで…



もう…亮太とは…会ってはいけない…




もう一度…



今度は亮太の唇にキスをする…





これはお別れのキス…。




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