〜Final Answer〜
亮太の想い
目が覚めたら…
隣にいたはずの理夜がいなかった…。
『理夜!!』
叫んでみても…俺の声が部屋に響くだけで…
何の反応もない…。
これは…悪い冗談だよな…
俺は焦りながら、理夜が隠れていそうなバスルームに向かった…。
『理夜?!』
ドアを開けて理夜の名前を叫んでも…
理夜はいない…。
静まり返るバスルーム…。
…何なんだ…?!
理夜が…消えた…。
俺はすぐさま携帯を取り…
理夜にかけてみた。
理夜の番号は…すぐにかけられるように、電話帳の一番に登録してある…。
理夜と出逢って、一目惚れしてしまった俺は…携帯を買い換える際…理夜の番号を一番に登録しなおしたんだ。