〜Final Answer〜
俺は…理夜のこと…

全然知らないんだなぁ…

探したいけど…どこに行ったかなんて…


わからない…。



理夜の友達がどんな人なのか…理夜がよくどこで買い物するとか…よく知らない…


そんな俺に苛立ち…


もっと、理夜のこと聞けば良かった…なんて後悔しながら、駅へと向かった。




きっと…翼さんなら意図も簡単に見つけ出し…


理夜のこと抱き締めることができるんだろうな…










気が付くと…俺の目の前にはもう駅があって…食べ物屋さんばかりが目につき…

起きてから何も口にしていないことに気が付いた…。



俺の胃袋が…食べ物を欲しがっていた…。




俺は駅前のファーストフード店に入る…。




適当に注文した俺は、席について…



もう一度…理夜にTELをしてみた…。



また電源が入っていないというアナウンスが流れるのかと思った…。




でも…



俺の耳に届いたその声は…



余りにも辛すぎて…


現実を受け止められそうもない。



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