〜Final Answer〜
未練
携帯を変えに行った後…私は帰る気にはなれず…駅前のカフェにいた。
まだ使い慣れていない携帯を適当に弄ってみる…。
亮太もこれを使ってるんだ…。
この携帯で…私に何度も連絡をくれたんだね…
それだけのことなのに…亮太を感じることができるんだ…。
自分から連絡を絶ったくせに…バカみたいね…。
もう帰ろう…なんだか疲れた…。
家に着くと…私の日課、ポスト確認をする…。
まだ早い時間…
ポストに何も入っているはずないのに…
癖だ…。
でも何も入っていないと思っていたのに…
手紙ではない…小さな光るものがポツンと入っている…。
…何?
不思議に思ったけど…手にとってみて…
初めて気付いた…。
これって…