〜Final Answer〜

『理夜…俺の前以外であまり髪をアップにしないで…』


そう言うと亮太は、私を見つめ…


深く…優しいキスを唇に落とした…。



私は、全身の力が抜け…亮太を抱き締める腕に力が入らない…。



そんな私の代わりに…亮太は私を強く抱き締め…


『理夜…俺を感じて…』



そう呟く…。





亮太の荒い息遣い…


汗ばむ胸…


亮太の甘い声…


揺れるきれいな黒髪…


私を愛しそうに抱き締める腕…


亮太の私を見つめる潤んだ瞳…



すべてが愛しい…。




もう一度…亮太とひとつになれたことが…


こんなに幸せに感じる…。




亮太が私を必要としてる…

亮太がそう私に伝えてくれているようだ…。





私の出した答えは…


間違っていたんだ…



亮太…

今からでも…遅くないかな…



私…


新しい答え…


書き直してもいい?





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