〜Final Answer〜

『良かった…。消えないように、手…ずっと繋いでたんだ…。』


『…バカ…。』


嬉しくて…視界が滲む…。


『もう…失いたくなかったんだよ…。』


『…ぅん…。でも…私でいいの?亮太の夢の邪魔になっちゃうかもしれないんだよ?』


『なるわけないじゃん!むしろ、いてくれたほうが、夢に近づくんだ。』


私の髪を優しく撫でる…。


くすぐったくて…心地よくて…


すごく…



嬉しかった…。



『…本当に?信じちゃうから…。』


『マジだから…信じて…!』




亮太と私は…幸せな二人だけの誓いのキスをした。



『亮太…愛してる…。』



『理夜…愛してる…。』




< 201 / 215 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop