〜Final Answer〜
それから…

すぐにでも結婚してしまおうとしていた亮太…


亮太は私の気が変わらないうちに…私の両親に挨拶に行きたいって聞かなかった…。



私はもう少し後でもよかったんだけど…


一度言い出したら貫き通すみたいで…


結局、亮太の押しに負けた私は、亮太と両親に挨拶に出掛けた。





もちろん、両親は大歓迎…


なわけもなく…




翼が来ると思っていたらしく…亮太を見て、唖然としている…。



それでも亮太は毅然と振舞い、きちんと挨拶をしていた。



さすが…役者だ。




でも、父親の、


『仕事は?』


と、言う問いかけに、流石の亮太も戸惑っていた。



だって…



新聞屋の営業は…アルバイトだった。



あとから聞いた話…。



私も初めて亮太の家に行ったときに聞かされた。



< 205 / 215 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop