〜Final Answer〜
それから…
すぐにでも結婚してしまおうとしていた亮太…
亮太は私の気が変わらないうちに…私の両親に挨拶に行きたいって聞かなかった…。
私はもう少し後でもよかったんだけど…
一度言い出したら貫き通すみたいで…
結局、亮太の押しに負けた私は、亮太と両親に挨拶に出掛けた。
もちろん、両親は大歓迎…
なわけもなく…
翼が来ると思っていたらしく…亮太を見て、唖然としている…。
それでも亮太は毅然と振舞い、きちんと挨拶をしていた。
さすが…役者だ。
でも、父親の、
『仕事は?』
と、言う問いかけに、流石の亮太も戸惑っていた。
だって…
新聞屋の営業は…アルバイトだった。
あとから聞いた話…。
私も初めて亮太の家に行ったときに聞かされた。