〜Final Answer〜

…何?どうしたの?


『亮太?』


『理夜…、俺は一度だってそんな風に思ったことないよ…。』


『えっ?違うの?…友達じゃなかったの?じゃあ…私って亮太にとって…何?』



…私は亮太にとって何でも話せる人だと思ってた…


私はただ…からかわれてただけ…?


私は亮太にとって単なる暇つぶしだった?


そんなことが私の脳裏に浮かび…


胸が締め付けられるように…苦しくて…


ズキズキと痛む…。



亮太は…大きくため息をついた…。


そのため息を聞いたとき…


私の悲しい感情が…一気にあふれ出し…


涙となって…零れ落ちた…。



『亮太にとって…私は…単なる暇つぶし?ただからかっただけ?』




『本当にそう思ってんのか?』



亮太の声が…怒りに変わる…



『だって…』


『…そう思ってたらさぁ…毎日律儀にTELなんかしないだろ?普通…』


『じゃあ何?亮太は私のこと…』

『好きだからだよ!!』


亮太は怒鳴るように…私の言葉を遮った…。



『…えっ…?』


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