Stay With me(一緒にいて)
俊秀と私は夕方になって

 
夕暮れ時の堤防で歩く美那がいて、
俊秀と私は走った。



「いたのか! この馬鹿娘が!」と一言。



美那は俊秀の胸の中で泣き崩れた。



「ね、帰ろう」



戻ってみると
家の前には、樹乃も佑典も佑波も来ていた。



「知らぬうちに電車の中にいた。
私って、迷惑でしょ」
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