GuiltCrown
「…!」

「どうした?レシル」

「いや……今物音が………」


そう呟いた途端、廊下でかなりの音が響いた。



ガタンッバタバタドガッシャーーン



ばらばらばら……





「きゃーーー!」


「…」

「あ…あー…」


レシルとオリハルが部屋の扉を見つめる。

しばらくしてゆっくりと扉が開き、アーチェがよろよろと入って来た。


「…何してんだアーチェ……」

「あ…ははは…思いっ切りこけてしまいました…」

「だ…大丈夫?」


オリハルが声をかけると、後ろからレビテアも現れる。


「もう!何やってるのよアーチェ!」

「ははは…すみません」





「て言うか!レシル!アーチェ!あんた達2人ともなんなのよっ!!」



「あ…?」

「はい…?」


「その口調よ!!く・ちょ・う!!」



レシルとアーチェが唖然と見る中、レビテアは溜めていた言葉を一気にはきだした。






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