スイートペットライフ
すると私のしわしわの眉間に唇をそっと寄せた。
「ごめん。でもミィの身体のことならちゃんと把握してあるから今さら恥ずかしがらないで」
そうだった、健康診断と称されて色々なデータをしっかりとインプットされてしまっていた。
「ミィのデータなら全部頭に入ってるから、だから――今度はこの体で感じさせて、実感させて……」
熱くてとろけるような視線を向けられる。
それは一瞬にして私達二人の雰囲気を色気のあるものに変えた。
最後のボタンをはずされて下着があらわになる。
思わず手で隠そうとすると「ダーメ」と言われて彼の手で阻止された。
上からじっくりと眺めて、満足そうにしている表情を見て気が付いた。
「あ!電気消して下さい」
私が起き上がらろうとするのをベッドに戻されて耳元でささやかれる。
「ダメだよ。だって今日はミィのホクロの数まで数えるつもりだから」
そういって耳朶を“クチュ”と音を立ててなめられ甘噛みされた。瞬間身体じゅうにぞくぞくとした感覚が走り力が抜ける。
「ふふ。やっぱりミィはかわいい」
そう呟かれたけど、どんな表情しているか分からない。だってすぐに私の唇に彼の形のいいそれが触れたから。
舌で唇をなぞった後、私の中にゆっくりと彼の舌が入ってきた。すべてを味わうかのように余すところなく動く彼の舌に翻弄されるほかなかった。
夢中になって彼について行く。頭の横にある両手は大倉さんに握られていて、手と手をからめてギュッとされると安心感とドキドキが混ざった不思議な感覚を味わった。
唇が離れると何だか不安になってつむっていた目を開くと、彼は自分の服を乱暴に脱いだところだった。
「ごめん。でもミィの身体のことならちゃんと把握してあるから今さら恥ずかしがらないで」
そうだった、健康診断と称されて色々なデータをしっかりとインプットされてしまっていた。
「ミィのデータなら全部頭に入ってるから、だから――今度はこの体で感じさせて、実感させて……」
熱くてとろけるような視線を向けられる。
それは一瞬にして私達二人の雰囲気を色気のあるものに変えた。
最後のボタンをはずされて下着があらわになる。
思わず手で隠そうとすると「ダーメ」と言われて彼の手で阻止された。
上からじっくりと眺めて、満足そうにしている表情を見て気が付いた。
「あ!電気消して下さい」
私が起き上がらろうとするのをベッドに戻されて耳元でささやかれる。
「ダメだよ。だって今日はミィのホクロの数まで数えるつもりだから」
そういって耳朶を“クチュ”と音を立ててなめられ甘噛みされた。瞬間身体じゅうにぞくぞくとした感覚が走り力が抜ける。
「ふふ。やっぱりミィはかわいい」
そう呟かれたけど、どんな表情しているか分からない。だってすぐに私の唇に彼の形のいいそれが触れたから。
舌で唇をなぞった後、私の中にゆっくりと彼の舌が入ってきた。すべてを味わうかのように余すところなく動く彼の舌に翻弄されるほかなかった。
夢中になって彼について行く。頭の横にある両手は大倉さんに握られていて、手と手をからめてギュッとされると安心感とドキドキが混ざった不思議な感覚を味わった。
唇が離れると何だか不安になってつむっていた目を開くと、彼は自分の服を乱暴に脱いだところだった。