最愛~あなただけが~
「じゃあ、木根さんは早速店舗の集金に行こうか。」
経理課長はそう言うと、木根さんを連れて外出してしまった。
「都築さんも、今日は支社と工場に連れて行くから。」
鷹野さんの言葉に、思わず顔を上げる。
「都合悪い?」
「い、いえっ。」
私は、ぶんぶんと首を振った。
(連れて行く!?ってことは・・・)
“ふたりきり”!?
かぁーっ。と、顔に血が上るのを感じる。
「出る前にタバコ吸ってくるから、すぐ出れるように用意しといてね。」
「え!?あっ、ハイッ。」
鷹野さんは、私がヤバいくらいドキドキして顔が真っ赤になっていることに気付くわけもなく、タバコを手に事務所を出ていった。
鷹野さんの後ろ姿が屋上に続く階段に消えていく。
経理課長はそう言うと、木根さんを連れて外出してしまった。
「都築さんも、今日は支社と工場に連れて行くから。」
鷹野さんの言葉に、思わず顔を上げる。
「都合悪い?」
「い、いえっ。」
私は、ぶんぶんと首を振った。
(連れて行く!?ってことは・・・)
“ふたりきり”!?
かぁーっ。と、顔に血が上るのを感じる。
「出る前にタバコ吸ってくるから、すぐ出れるように用意しといてね。」
「え!?あっ、ハイッ。」
鷹野さんは、私がヤバいくらいドキドキして顔が真っ赤になっていることに気付くわけもなく、タバコを手に事務所を出ていった。
鷹野さんの後ろ姿が屋上に続く階段に消えていく。