Already too late
☆宣言
この日の帰り道

美奈がやって来た。

「麻未・・・あのさ、今日の続きなんだけど・・・」

「あっ、うん・・・何?」

聞きたくない・・・嫌だ・・・・

今すぐ、この場から立ち去りたい・・・・

「えと、ね・・・うち貴弘君のことが、気になってさ・・・」

やっぱり・・・・そんな事とだと思った。

「そうなんだ・・・」

「それでさ、麻未いつも貴弘君と喋ってるから、私も喋りたいなぁ~って」

こんな時、皆はどうしているんだろう?

でも、私には断る理由が無い、だから・・・・

悲しいけど、こうするしかないよね

「うん、いいよ。一緒に話そう。」

この選択は、間違っていたのかな?

最終的には、同じ道になっていたのかな?

「あ、ホント!?やった!!麻未、ありがとう!!」




私は、本当のことを美奈に話せなかった。

美奈が、私のことを知るのは、

もっともっと先のこと・・・・



「じゃあ、また明日ね!!今日はありがと」

「うん。バイバイ」


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