誠につもる白雪かな
その頃二階では.....




総「残るは五人...僕は三人相手をします。凛は二人を。」


凛「りょーかい。」



そう言うと沖田は宮部を含めた三人を引きつけながら奥の間へ向かっていった。



凛「大人しく捕縛されろ。」


浪「幕府の犬めが...お前らになんか死んでも捕まらねぇ!」


浪「やぁっ!」


ズサッ!



浪「うっ...」


凛「だから大人しく捕まればいいものを...」


凛は最後の浪士に近づいて行く。



浪「っくそ...死ねぇっ!」


グサっ‼‼



凛「遅いんだよね。」


羽織を翻しながら斬り捨てた。






その時凛に異変が起きた。







凛「っ...⁉」



胸に何かがせり上がってくる感覚。



熱くて息が出来ない。





凛「げほっ!」




手を見れば血が付いていた。
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