誠につもる白雪かな
ー広間ー


凛「え...」


凛は膳に載っているものを見て驚愕した。
なぜなら白米、煮干し、汁、沢庵のみだからだ。


近「どうした?嫌いなものでもあるか?」


凛「いえ...その、いつもこんな食事なのですか?」


平「まぁ男ばっかりだしな!」

左「料理なんてやってられるかよー。」

凛「よければ私が料理作りましょうか?」

新「お前作れるのか!」

凛「一応は....」

近「ならたのむとしよう!」

山「しかし近藤さん....」

凛「いや無理にと言うわけでは...」



すると襖があき笑みを浮かべた沖田が入ってきた。


総「いいんじゃないですか?僕もお手伝いしますよ!」

凛「あ..はいお願いします。」


総「いーえ!では食べましょう!冷めてしまいますよー。」


いただきます!と、夕餉が始まった。
だがそこに最後まで土方は現れなかった。
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