誠につもる白雪かな
そんなことを考えながら歩いていると
ふと、斎藤さんが立ち止まった。


凛「どうされましたか?」


斎「着いた....」


凛「あ。ほんとだ。」


気付けば呉服屋の前にいた。



斎「好きなのを選べ。俺は待っている。」



そういうと外にある長椅子に腰を掛けた。






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