誠につもる白雪かな
凛「あんまりいじめちゃかわいそうですよ...」


総「いいんですよ。邪魔だし...」


凛「え?」



最後の言葉は小さくて聞き取れなかった。



凛「じゃあ説明しますね!まず、これがキャラメル、飴ですね。それからグミ、ガム、チョコレートにクッキーです。」



総「いっぱいありますねー!♪」


凛「私も甘味大好きなんですよ!」


総「食べていい?」


そういいながら既に袋をとる総司。



凛「なら、一回一つにしませんか?」



総「えー!どうしてさ!」


不服そうにプクッと頬を膨らませる総司の乱れている髪を撫でながら凛が顔を覗き込んだ。



凛「ふふふ♪こどもみたいだよ?だって未来のお菓子はもう手に入らないし...一日のご褒美にしよう?」


総「う〜...」


納得できないと言うようにしたを向いていたが、よく考えれば毎晩凛と会う口実ができると思った。


総「わかりました!じゃあ毎晩お菓子を僕の部屋に持ってきてくださいね!」


凛「承知ー。」


みんなのように返事をすれば隊士のようだと笑われた。
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