誠につもる白雪かな
丞「危険な任務やで?ばれたら殺されるかも分からん!」


凛「時間がないのならやるしかありません。」


土「お前がそんなに焦るなら余程なんかあんだろ。よし、認める。」


山崎は驚いたように立ち上がった。


丞「しかし副長!!」


土「お前は黙って仕事をしろ。凛、頼んだ。店の主人を探ってくれ。一応見張りはつける。」


すると凛は首をふった。


凛「土方さん。それではばれてしまいます。大丈夫です。私は剣も使えます。それに言ったでしょう。みなさんの役に立つことが私の誠です。」


しっかりと見据えた凛にただ頷くしかなかった。

< 89 / 247 >

この作品をシェア

pagetop