サボり魔の私と吸血鬼のキミ!?
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ーユリウスsideー
「娘が逃げた!?」
どういうことだ。
あの女に逃げる手段などなかったはず。
「娘は人間界へのルートを通っていったと考えられます、いかがなさいますかユリウス様。」
どうするも何も。
「追え!どれだけ娘が傷付いていても構わん!死なない程度に痛め付けて捕らえろ!」
あの女は私が手に入れる。
心も体も支配してくれる……!