サボり魔の私と吸血鬼のキミ!?
title24


「ただいま……」

家に入ってパチン、と電気をつける。

抱き抱えた七海をソファを降ろし、横に腰を下ろす。

「七海……」


目をつむった七海の頬と髪を優しく撫でる。



「いつもなら抵抗しそうなのにな」




(やっぱ、静かな七海よりちょっとうるさい方がいいかな……)




「こんなさ。寝込み襲うみたいで気が乗らねぇけど……」



俺は触れるだけのキスをして______……









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