サボり魔の私と吸血鬼のキミ!?

「とは言っても、金を寄越せとかじゃなくてだな。家の都合上、パーティーに出なきゃ行けなくてな……。」
「……で?」
「それで……、パーティーには相手がいるんだよ。」
「ほうほう。」
「だから、頼むッ!相手役になってくれ!」

…………。
なぜ私。
あんた、色んな人からちやほやされてるでしょーに。


「パス。」
「え!?」
「めんどくさい。」


バイト代としてなにか貰えるならいいけどねぇ…。


「食べ物たくさんあるぞ!」
「……(ピク)」
「購買かイ◯ンでなんか3つ買ってやるから!」
「………(ピクピク)」
「現金やるから!」
「乗った。」
「よっし「その必要はありません。」


え。
今の誰の声?



「聞こえませんでしたか?必要ない、そう言っているんです。」



声の聞こえた方を向くと、倉庫の上に誰かに似た雰囲気の男性がいた。



「誰!?」





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