サボり魔の私と吸血鬼のキミ!?


モヤモヤしたままでいると後ろから聞きなれた声が聞こえた。

「リアン。帰るぞ。」
「はいっ、シュン様ぁ!」

夜月シュンだった。……が。


(様子がおかしい……?)


まるでリアンさんしか見えてないかのよう。


考えてみればもっと前のところからおかしかった。
あれだけ結婚しないと言っていた夜月がすんなり結婚するなんて。

「夜月っ!」

「…………」


反応もしない……。
この人は、誰……?





< 27 / 115 >

この作品をシェア

pagetop