サボり魔の私と吸血鬼のキミ!?
真っ暗な所で誰かが私の名前を呼ぶ。
___……!みさん!七海さん!
「……!」
ゆっくりと目を開けるとそこにはレンさんやメイド服に身を包んだ人たちがいた。
「私たちが指定したあの場所でシュンと七海さんが倒れていたんです。」
倒れて……。
あ。そういえば、私、倒れちゃったんだ。
「すみません……。あっ、夜月は!?」
「大丈夫です。もとに戻っていますよ。」
「よかった……。」
ふぅ……と息をつくとレンさんは
「お話があります。」
と真剣な表情で言ってきた。