サボり魔の私と吸血鬼のキミ!?
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「んー……」
まるで昨日までのことが嘘みたいに普通な日。
まぁ、昨日までの無断欠席で先生に怒られたんだけど。
親は仕事漬けな父親と遊び好きの母親だから、家にはいない。
ってことで問題はないんだけど。
「ひーまーだーなー」
暇すぎてなんとなく叫んでみる。
「っせーな。」
倉庫の上から聞こえる夜月の声。
いたのか。
「夜月、いーたーのー?」
「いた。つーか、伸ばすな。うるさい。」
レディに向かってうるさいとは。
「夜月。暇だから降りてきてよ。」
と、私が言うと夜月はよっと、と言って降りてきた。というよりも倉庫の上から飛び降りた。