サボり魔の私と吸血鬼のキミ!?
title11


「来てしまった……!」

あのあと、結局眠れず、考え出した結論。


何事もなかったかのように!


という結論に至った。



(我ながらナイスアイディアだよ!)



と思っていると。
さっそく夜月のお出ましである。

(普通に……、冷静に……!)


「やっほー、夜月」


(うん、普通すぎるくらい普通!)

「おう。」

(ん、あれ!?相手の方の様子がおかしい!?まさか……、私はとんでもないことしでかした!?)


「なぁ、七海ー」

(ヤバイ!このままだと話題持ってかれるよ!)


「あのさぁ「よ、夜月!あ、あああ新しいショッピングセンターに魔導書が売ってるんだって!そこで帰りにドーナツ買っていかないか!?」

(私はなにいってるんだよ!?魔導書の売ってる店で売ってるドーナツなんて毒でも入ってそうじゃんか!って違う!)


「なぁ、七海。普通に聞けよ」


どんっ



「ひゃっ……」



強い力で倉庫に押し付けられる。
痛い……っ!





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