ハンバーガー質小井店。


「まっ、待って!!ちょい、待って!」


ヤバイ。
それより先はっ!!

シーツで隠されている一部。
直接感じるシーツに下着を履いていないのがわかる。
ってことは、シーツを剥げば俺の息子は「こんにちは」するわけで…って、ヤバ過ぎるだろ!?

お、おい、俺っ!!このままでいいのか?
男としてどーなんだよっ!!!
俺が、俺が攻めたいっ!
このデカイ胸を揉み揉みしたいっ!

組み敷きたいっ!!
そしてあーんなことこーんなこ―…っ!!

「だめ、ダメだってば!小秋ちゃんっ!!」

「えっ?なんで?」

「なんでじゃないからっ!!だめったらダメ!」

「えー、……あっ、隙ありっ!」
「わっ、わー!!!」


一瞬の隙に剥がされたシーツ。
真っ白なシーツから出て来て、元気に挨拶したのは勿論、息子。

恥ずかしさと悔しさで顔を赤くする俺に、

「なーんだ。小さいの。」

強烈な右ストレートを食らわせた。

気にしていたことを…
気にしていたのに…


「うわぁ、いじけてんの?」

「……っ」

ツンツンと指先で弄られているのは、頭を下げていじけている息子。


「……カッコ悪すぎ。」

「……小秋ちゃん…」

「止めて、小秋ちゃんって呼ばないで。呼んでいい人は貴方じゃない。」

「えっ、えっ!?」

「その人は…」
「よぉー、譲。」

「みーつーるぅぅー!!!」


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