黒猫浮かれん坊
「ただいま…」
「良!お帰りなさい!」
「ん…」

良は力なく階段を上がり
自室にはいるとインターネットを開いた

『死者を蘇らせる方法』
ずっと気になっていたのだ。

良の周りには死者はいないが
学校じゅうで噂になっていて、
興味が湧いた。

「小夜にも知らせて…あっ…」
携帯を取ろうとした所で手を止めた。
「あいつ今の時間風呂だっけ…?」
時計を見ると【19時30分】だった。

「絶対に風呂だな…
後でメールで送ろう」
良はパソコンに再び向き合うと
誰かが帰ってきた事に気がつく。

「良?なにしてんだ?部屋暗いし」
「調べ物だよ」
「ふぅん、何調べてんだよ」
「教えない…」

ギロリと睨む双方の瞳は
その人物を怯ませるほど、威力的だった

「何だよ、俺ら双子だろ?」
「だからなんだよ」
「見せてくれてもいいじゃん」
「これはダメだ」

その後、良の意地でなんとか守った。
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