無垢・Age17
同郷人はナンバーワンホスト
今、目の前にいるのは私と同じ田舎から出て来たホスト?
らしい。
(兄貴の友達って、そう言うことだよね?)
自信はない。
第一、こんな格好いい人田舎で見たこともない。
それでもそう思った。
何故だか判らない。
兄貴の友達ってのは、同じ大学だってこともあり得るのに……
それでも同郷人だとインプットしてしまったのだ。
(誰だっけ?)
私は必死になって、兄貴の友達の顔を思い出そうとしていた。
(こんな人、田舎にいたかな? やっぱり大学の友達?)
それでも、そう思う。
私は指折り数えながら、兄貴の友達の顔を一人一人思い出そうとしていた。
(あれっ、兄貴の友達って以外と少ない)
思い出した顔は二、三人だった。
(嘘ー、もっといたよな)
そう思いながら、アイツの顔と比べる。
でもその中に、この顔はいなかった。
高身長でイケメンで。
もし田舎にこんな人がいたのなら絶対に噂にならない訳がない。
私に聞こえて来ないはずがないのだ。
アイツはホスト。
兄貴が言うことには、歌舞伎町の中でも一二を争うお堅いクラブなんだそうだ。
なんでも数年前に歌舞伎町を良くしようと立ち上がった人がいて、アイツの勤めているクラブのオーナーが賛同したからだそうだ。
アイツは其処のナンバーワンなんだと言った。
そう言われて見ればイケメンだし、女性が惚れるのも解る。
やっと落ち着いてきた私は、アイツを観察し始めていた。
(背は高い。体格はガッチリ。こりゃ、相当鍛えているな。さっきこの背中に守られたんだ)
そんな時にも男性俳優陣を思い出して震えた。
(アンタもアイツ等みたいに女性を襲うの? ホストの仕事ってそう言うのもありなんでしょう?)
そりゃ偏見だって言われそうだ。
でも田舎者には、何の知識もない。
ホスト仕事なんて解る訳がないんだ。
ただ雑誌やテレビドラマなんかで垣間見るくらいだからな。
言葉を巧みに操って、女性の心を鷲掴み。
そんなイメージ抱くのは私だけじゃないと思うよ。
らしい。
(兄貴の友達って、そう言うことだよね?)
自信はない。
第一、こんな格好いい人田舎で見たこともない。
それでもそう思った。
何故だか判らない。
兄貴の友達ってのは、同じ大学だってこともあり得るのに……
それでも同郷人だとインプットしてしまったのだ。
(誰だっけ?)
私は必死になって、兄貴の友達の顔を思い出そうとしていた。
(こんな人、田舎にいたかな? やっぱり大学の友達?)
それでも、そう思う。
私は指折り数えながら、兄貴の友達の顔を一人一人思い出そうとしていた。
(あれっ、兄貴の友達って以外と少ない)
思い出した顔は二、三人だった。
(嘘ー、もっといたよな)
そう思いながら、アイツの顔と比べる。
でもその中に、この顔はいなかった。
高身長でイケメンで。
もし田舎にこんな人がいたのなら絶対に噂にならない訳がない。
私に聞こえて来ないはずがないのだ。
アイツはホスト。
兄貴が言うことには、歌舞伎町の中でも一二を争うお堅いクラブなんだそうだ。
なんでも数年前に歌舞伎町を良くしようと立ち上がった人がいて、アイツの勤めているクラブのオーナーが賛同したからだそうだ。
アイツは其処のナンバーワンなんだと言った。
そう言われて見ればイケメンだし、女性が惚れるのも解る。
やっと落ち着いてきた私は、アイツを観察し始めていた。
(背は高い。体格はガッチリ。こりゃ、相当鍛えているな。さっきこの背中に守られたんだ)
そんな時にも男性俳優陣を思い出して震えた。
(アンタもアイツ等みたいに女性を襲うの? ホストの仕事ってそう言うのもありなんでしょう?)
そりゃ偏見だって言われそうだ。
でも田舎者には、何の知識もない。
ホスト仕事なんて解る訳がないんだ。
ただ雑誌やテレビドラマなんかで垣間見るくらいだからな。
言葉を巧みに操って、女性の心を鷲掴み。
そんなイメージ抱くのは私だけじゃないと思うよ。