Birth
話した後、隼人を見ると、何故かビックリした顔をしてる。





「どしたの?」





「いや… お前のオヤジさん、すごいよ。
生まれた時に、そう感じるなんて…」




感心したように、つぶやいてる。





「そう? でも生まれた時って、毎日顔変わっていくじゃない?
それでヒマワリなんて、感じるかなー。」



私は残ってたトマトを、口に放り込んだ。






「いや… そうだよ。」



「ん?」



よく聞き取れなくて、隼人を見た。






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