Birth
そして、少し眠そうな顔で隼人は来た。




もちろん仕事モードの顔で患者さんを見に行き、テキパキと指示を出した。





「また何かあったら連絡して。もう帰るの面倒だから、当直室で寝るから。」




そう言い残して、ナースステーションを出て行った。





私とは… 一度も目を合わせてくれなかった。






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