Birth
そして向こうでの仕事をギリギリまでして、隼人はオペ当日の朝、やって来た。




それからすぐにオペに入り、夕方はスタッフみんなと飲み会になった。








「ふうー…」




鏡の前で、一息。




飲み過ぎたかな…




久々の、楽しい飲み会。





それは… 隼人がいるから。






でも今日は、全然話してない。




みんなが居ると、やっぱり一歩引いてしまう。







メイクを直し、化粧室を出ると…




壁に寄りかかり、こっちを見てる人と目が合う。






その人は




私の愛する、王子様。






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